し烈Ｊ２残留争い　２１位讃岐と２２位富山の直接対決は痛み分け

Ｊ２第２２節 富山１―１讃岐

（7月20日 富山）
　Ｊ２リーグ戦は２０日、各地で第２２節が行われ、２１位の讃岐と２２位・富山の下位チーム同士の戦いは１―１で引き分け、勝ち点１を分け合う結果となった。

　先制したのはアウェーの讃岐だった。前半３８分、ＦＷ木島良輔（３５）がゴール前で相手ボールを奪い、先制ゴール。だが、富山は後半１８分にＭＦ木村勝大（２５）のゴールで追いついた。

　そして試合のボルテージが最高に盛り上がったのは後半ロスタイム突入後だった。後半４７分に讃岐はＰＫを得たが、これを敵地・富山県出身のＦＷ西野泰正（３１）が痛恨の失敗。さらに後半５０分にはカウンターから最後はＤＦ小沢雄希（３０）がシュートを放ったが、わずかにゴールの枠をとらえられず、ここで試合終了となった。

　讃岐は３試合連続のドローで５試合勝ちなし。富山は９連敗の後、○●△とお互いに厳しい戦いが続いている。