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W杯予備登録の南野、吹っ切れた「日本が活躍して欲しいだけ」

[ 2014年6月10日 18:35 ]

 来年のU―20ワールドカップ(W杯)出場を目指すU―19日本代表チームが10日、横浜市内で練習を行った。

 エースストライカーのFW南野拓実(19=C大阪)は9日に帰国したUAE遠征でも2試合2得点と好調を維持しているが、「チームとしていい時間帯でやれている時はいいサッカーが出来ていると思うが、UAEでも苦しい時に我慢できずに失点した。アジアではそういうのが命取りになるので、このキャンプで修正していきたい」とキッパリ。日本はU―20W杯出場を3大会連続で逃しているだけに、「まずは最終予選を突破して出場権をつかむことが目標。そこに向けて完成度を高めていきたい」と出場権のかかる10月のU―19アジア選手権に照準を合わせた。

 19歳ながら12日に開幕するW杯ブラジル大会の予備登録メンバーにも名を連ねる。だが、「自分としては準備はしているが、アクシデントがないのが一番いい。ただ日本が勝ち続けて欲しいと思っていて、あとのことは考えていません」と話す。4年後についても「今は純粋にW杯で日本が活躍して欲しいだけで…。ただ、チームメートの曜一朗くん(FW柿谷)や蛍くん(MF山口)が活躍しているのを見たら感じるものがあると思うけど、今はただ応援したい気持ちです」とし、「予備登録に入っただけで良かったです。今回行けなかったことが現実ですし、引きずってもいけないので」と前を見据えていた。

 U―19日本代表チームは11日にJ2横浜FC(非公開)、12日にJ2湘南と練習試合を行う予定。

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2014年6月10日のニュース