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ザック監督 キャンプ地で会見 去就語らず「目の前の大会に集中」

[ 2014年6月10日 22:45 ]

記者会見するザッケローニ監督

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表のザッケローニ監督が10日、サンパウロ北西部のベースキャンプ地イトゥで記者会見し「4年間、このためにチームをつくってきた。いい戦いをしたいという気持ちは強い」と14日(日本時間15日)の1次リーグC組初戦、コートジボワール戦へ意気込んだ。

 まだ本調子ではない大黒柱の本田(ACミラン)については「最高のコンディションに持ってきてくれることを祈っている。大会が進むにつれてパフォーマンスを上げていく可能性が高い」と期待。W杯後の自身の去就には「まだ全く考えていない。目の前の大会に集中している」と話すにとどめた。

 監督はより攻撃的な3―4―3の布陣にも取り組んできたが「時間が足りなかった。ここにいる選手は4―5―1のほうが適している」と導入には消極的だった。9日に初めて練習した合宿施設については「日本の文化を考えると最適なところだ」と静かな環境に満足感を示した。この日は選手の体調を考慮し、休養日とした。

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2014年6月10日のニュース