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韓国、W杯へ不安残る4失点惨敗 視察対策で再び背番号変更も…

[ 2014年6月10日 11:25 ]

<韓国0―4ガーナ>W杯登録の背番号が10のFWパク・チュヨンは12を着用して出場した(AP)

国際親善試合 韓国0―4ガーナ

(6月9日 マイアミ)
 サッカー国際親善試合が8日に行われ、W杯ブラジル大会に出場する韓国はガーナに0―4で敗れた。W杯対戦国の視察対策でチュニジア戦に続き、本大会で着用する背番号を変えたが、2連敗を喫して17日の1次リーグH組初戦のロシア戦に向けて、不安の残る結果に終わった。

 韓国は前半11分、MFアンドレ・アユーの左クロスをFWジョルダン・アユーが放ったシュートがゴール右に決まって先制される。同44分にはハーフウェーライン付近でFWギャンにボールを奪われると、そのままドリブルで持ち込まれて失点。

 後半8分にもMFムンタリのアシストからJ・アユーにミドルシュートをゴール左に決められる。終盤には左サイドを崩されて、MFアドマのクロスからJ・アユーにハットトリックとなるゴールを叩きこまれた。

 韓国はサイドを崩して攻め込むシーンなども見られたが、アタッキングゾーンでの連係が乏しく、決定力不足でゴールが遠かった。ベルギー、アルジェリア、ロシアと同じH組の韓国は、17日ロシアと初戦を迎え、22日にアルジェリア、26日にベルギーと対戦する。

 W杯直前最後の試合で勝利したガーナは、中盤のプレスが効果的で、ボールを奪った後の攻撃スピードは圧巻で、抜群の決定力を見せた。ガーナはドイツ、ポルトガル、米国と同じG組で、16日米国と初戦をむかえ、21日にドイツ、26日にポルトガルと対戦する。

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