ミランCL本戦出場!ボアテング チームの危機救う2発

[ 2013年8月30日 06:00 ]

PSV戦で先制ゴールを決めたACミランのボアテング

 欧州CLプレーオフ第2戦の残り5試合が28日に行われ、本大会に出場する32チームが出そろった。日本代表MF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)の獲得を狙うACミランはホームでPSVに3―0で勝ち、2戦合計4―1で5季連続の出場。10日に日本代表と対戦するガーナ代表のMFケビン・プリンス・ボアテング(26)が2得点と活躍した。

 本田がACミランに加入すればライバルとなり得るボアテングが、チームの危機を救った。20日の敵地第1戦で1―1で引き分け。突破には0―0引き分けか勝利が必要な第2戦に右FWで先発して2ゴールを挙げた。24日のセリエA開幕戦では昇格組のベローナに1―2で敗戦。欧州CLで予選敗退すれば解任される可能性が地元メディアに報じられていたアッレグリ監督は「選手は素晴らしいプレーをしてくれた」と称えた。

 1メートル85の大型MFが、同僚から“ブレーキのない列車”というニックネームをつけられたほどのパワーを見せつけた。前半9分、ペナルティーエリア手前中央でパスを受けると右足で強烈なミドルシュートを25メートル先のゴール右隅に突き刺し先制。2―0で迎えた後半32分には左サイドで相手1人にマークされながら、スライディングするような左足シュートで押し込み、側転とガッツポーズで喜びを爆発させた。

 9月10日にはガーナ代表として、その圧倒的な個の力をザックジャパンにぶつける。8強入りに貢献した10年W杯南アフリカ大会後に代表からの引退を表明していたが、今月になって「気持ちが変わった」と引退を撤回。日本戦に向けた招集メンバーにも選ばれており、日本代表との対決は、本田とのACミランの次の司令塔をめぐる直接対決という見方もできる。

 今年1月には練習試合で相手の人種差別的なやじに抗議してピッチから去った。これがきっかけに「イタリアにいる意味があるか分からない」と国外移籍に気持ちが傾き、オフには放出候補となったが交渉がまとまらず残留が濃厚。本田の今夏移籍の可否にかかわらず、好調なボアテングが名門をけん引することになりそうだ。

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