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シュツットガルト 欧州リーグPO敗退…高徳は出番なし

[ 2013年8月30日 04:10 ]

<シュツットガルト・リエカ>就任後初めてチームを指揮したシュツットガルトのシュナイダー新監督

 欧州リーグのプレーオフ第2戦は29日に各地で行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するシュツットガルトはホームでリエカ(クロアチア)と対戦。1点リードで迎えた後半ロスタイムに失点を喫し2―2で引き分けた。しかし第1戦を1―2で落としていたため2戦合計3―4で敗退した。酒井はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

 リーグ戦3連敗で26日にラバディア監督を解任し、シュナイダー新監督が就任したばかりのシュツットガルトは、エースFWのイビセビッチを1トップに置く4―5―1で試合に臨んだ。しかし、前半30分に守備陣ミスから無人のゴールへボールを蹴りこまれ先制点を許してしまい、勝ち進むためには最低でも3ゴールが必要な状況となる。

 その後、必死の猛攻を仕掛けるシュツットガルトは同34分にMFゲントナーがバランスを崩しながらも技ありシュートで同点。後半35分には、右サイドをドリブル突破したMFトラオレが逆サイドへ鋭いクロスを送ると、相手DFのオウンゴールを誘い2点目。2戦合計スコアを3―3とし、あと1点で本戦出場が決まる状況に持ち込んだ。

 スコアは動かないまま90分が経過し、このまま延長戦へ突入するかと思われた後半ロスタイム。2点目のゴールを誘発したトラオレのミスから、相手MFムヤノビッチにまさかの同点ゴールを喫し万事休す。シュナイダー新体制で再起を図ったシュツットガルトの欧州リーグ本戦出場は叶わなかった。

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2013年8月30日のニュース