永井がＶ弾！横浜ＦＣ　本拠有利の４位でプレーオフへ

＜横浜ＦＣ・岐阜＞後半、ゴールを決めた永井（左）は笑顔でセンターサークルへ走る

Ｊ２最終節 横浜ＦＣ３－２岐阜

（11月11日 ニッパ球）
　６年ぶりのＪ１復帰を目指す横浜ＦＣは、岐阜に３―２で劇的な勝利を飾り、４位でシーズンをフィニッシュした。

　勝負を決めたのは途中出場の元日本代表ＦＷ永井だ。２―２の後半３９分、阿部の左クロスを相手ＧＫがクリア。そのボールに頭を合わせた。「チームのために何かやらなくちゃと思っていたら、目の前にボールがフワリと来た。押し込むだけだった」。清水から今季加入し、ゴールは４月１日の草津戦以来７カ月ぶり２点目。４５歳ながらフットサル日本代表としてタイで奮闘を続けるカズの穴を３３歳が埋めた。

　「“自動昇格の２位に入りました！”が一番いい報告だったと思うけど、また一緒に戦える。最高ではないけど、いい報告ができる」とほほ笑んだ。

　前節でプレーオフ進出は決まっていたが、４位浮上で１８日の準決勝・千葉戦はホームで戦える。「皆さん！あと２試合応援する力は残っていますかー？」。試合後のセレモニーで山口監督に呼びかけられたサポーターのボルテージも最高潮。４連勝でシーズンを終えた横浜ＦＣが、一気に昇格へと突き進む。