×

京都 痛恨ドローで3位…自動昇格逃しプレーオフへ

[ 2012年11月12日 06:00 ]

<京都・甲府>無念ドローで昇格持ち越し…。サポーターを背に厳しい表情の京都イレブン

J2最終節 京都0-0甲府

(11月11日 西京極)
 J2最終節が11日、各地で行われ、2位の京都は西京極で甲府と0―0で引き分け、勝ち点74の3位で終えてJ1自動昇格を逃した。昇格プレーオフの2試合を勝ち抜けば3季ぶりのJ1復帰が決まる。J1昇格プレーオフは18、23日に行われ、3位京都と6位大分、4位横浜FCと5位千葉が対戦する。

 ホームのサポーターの前でJ1昇格をともに祝うことはできなかった。前半から首位の甲府のペースに巻き込まれ守勢に回る展開に。ハーフタイムの時点で湘南が2点をリードしていたために勝ち点3が必要となった後半も、13分にMF中村がGKと1対1を外すと、その後はパスをつなぐだけで決定機はほとんどなし。スコアレスドローを告げる笛が鳴った瞬間、雨の降りしきる西京極は脱力感に包まれた。

 「無失点に抑えても点を取らないと勝ちにつながらない。まだまだだよ、と言われているような気がしました」と大木監督は淡々と振り返った。

 ただ、リーグ戦を3位で終えたことで、18日から始まる昇格プレーオフに有利な立場で臨むことができる。過酷な一発勝負2連戦を勝ち抜くためにも、自動昇格を逃したショックを忘れて気持ちを切り替えるしかない。

続きを表示

2012年11月12日のニュース