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大宮 5戦ぶり失点も青木殊勲弾でドローに持ち込む

[ 2012年10月21日 06:00 ]

<大宮・新潟>前半44分、大宮・東(左)は新潟・村上のマークを外し、青木の同点ゴールをアシストするパスを出す

J1第29節 大宮1-1新潟

(10月20日 NACK)
 大宮が残留争いの大一番を引き分けに持ち込み、15位をキープした。勝ち点2差で降格圏の新潟とホームで対戦。前半38分に先制点を奪われて5試合ぶりに失点を許したが、6分後に青木の今季3点目で追いついた。

 同点弾をアシストしたのが、ロンドン五輪代表の東。青木のパスを左で受けると、ダイレクトで折り返してゴールを演出し「勝ち点1をポジティブに捉えたい」と前を向いた。エースFWノヴァコヴィッチが前日に左太腿を痛め急きょ欠場した中で、東は前半は左MF、後半はトップ下で攻撃をけん引。残留争いの重圧も「中位にいて目標がないより、厳しい試合に取り組む方がいい経験になるし力になる」と成長の糧と捉える。次の目標にA代表入りを掲げる司令塔が、8年連続で降格危機にあるチームを今年も残留に導く。

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2012年10月21日のニュース