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C大阪 ドローも収穫“ロンドン世代”攻守でキラリ!

[ 2012年10月21日 06:00 ]

<C大阪・FC東京>後半5分、先制ゴールを決めた丸橋(右)とともに喜ぶ(左から)杉本、柿谷

J1第29節 C大阪1-1FC東京

(10月20日 金鳥スタ)
 C大阪は勝ち点3は逃しても、来年に向けた収穫はあった。今季初先発のFW杉本がフル出場で存在感を示せば、山口も本職のボランチで奮闘。ロンドン五輪の代表コンビが内容あるドローの主役だった。

 「ケンペスが抜けて、やってやろうという気持ちが強かった。穴を埋めようと結果にこだわった」。助っ人の契約解除が杉本の責任感を呼び覚ました。1メートル87の高さと確実なポストプレーでチャンスメーク。柿谷、ヘベルチとのトライアングルは常に相手の脅威であり続けた。

 レヴィー・クルピ監督が「後ろから飛び出した方がいい仕事ができる」と2列目からポジションを下げた山口も、攻守のアクセントに。後半5分に先制弾を決めた丸橋と、将来性のある若手が目白押しだ。連勝は3で止まり、勝ち点は残留確定ライン一歩手前の39。ただ、目先の1勝以上に中身のある勝ち点1だ。

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