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香川、バルサ戦で“収穫”ザック監督も「期待」

[ 2012年8月10日 06:00 ]

バルセロナ戦の後半開始から出場し、競り合うマンチェスター・ユナイテッドの香川(左)

キリンチャレンジ 日本―ベネズエラ

(8月15日 札幌ド)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)は8日、北欧ツアーで強豪バルセロナとの親善試合に後半から出場し45分間プレーした。

 会場を沸かせたのは2本のシュートだった。FWルーニーと交代しトップ下でピッチに立った。後半4分、FWウェルベックのポストプレーから左足でミドルシュート、さらにCKから左足シュートを放った。ともにGKピントに阻まれたが、約4万7000人の観衆に強い印象を残した。

 スコアレスのまま突入したPK戦では、出番なく敗れたものの「凄い刺激的な戦いができた。自分自身は絶対にできるという強い、何だろう、自信であったり、手応えは日々感じている」と収穫を口にした。15日の日本代表の親善試合・ベネズエラ戦に向けザッケローニ監督からは会見で「彼の最大の特徴であるペナルティーエリア内での仕事に期待しています」とエースの働きを求められた。11日にはハノーバーとの試合があり、その後に日本代表に合流する。20日のエバートンとのリーグ開幕戦まで過密日程となるが、立ち止まっている暇はない。

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2012年8月10日のニュース