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関塚ジャパン吉田主将「手ぶらで帰るわけにはいかない」

[ 2012年8月10日 05:10 ]

 サッカー男子(原則23歳以下)の日本は10日午後7時45分(日本時間11日午前3時45分)から英国のカーディフで、1968年メキシコ五輪以来となる44年ぶりの銅メダル獲得を目指してアジアのライバルである韓国と対戦する。

 チームは9日、冒頭15分以外を非公開として最後の一戦に備えて調整。主将のDF吉田(VVVフェンロ)は「手ぶらで帰るわけにはいかない。銅メダルを取りたい」と気合十分に話した。

 メキシコとの準決勝の敗戦から気持ちを切り替えるように、練習が始まる際には円陣を組み、関塚監督が選手たちに言葉を掛けた。ウオーミングアップ中には、MF清武(ニュルンベルク)が「集中していこうぜ」と声を出すなど、引き締まった雰囲気だった。

 韓国とは2008、10年と2大会続けてU―19(19歳以下)アジア選手権の準々決勝で敗れて、世界大会のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)出場の道を断たれた因縁もある。08年大会の敗戦を経験したエースFW永井(名古屋)は「どんな形でもゴールネットを揺らしたい。メダルへのこだわりも、日韓戦へのこだわりもある」と意気込んだ。

 ▽関塚隆・日本監督の話 泣いても笑っても残すところ1試合。アジアの代表二つでいい戦いを見せて、われわれが勝利する形で終わりたい。

 ▽洪明甫・韓国監督の話 五輪の3位決定戦という舞台で、ライバルの一つである日本と戦えるのはめったにない。どういう結果になっても受け入れる。(共同)

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2012年8月10日のニュース