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契約は1年半 結果が求められる西野監督 “脱ガンバ色”で挑む

[ 2012年5月20日 12:29 ]

会見を終え三木谷会長(左)と握手をかわす神戸の西野新監督
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 J1神戸は19日、西野朗氏(57)の新監督就任を発表した。契約期間は1年半で年俸は7000万円(いずれも推定)。26日の鹿島戦(ホームズ)が初采配となる。

 都内で会見した西野監督は「ただ守るだけのサッカーは自分の本意ではないが、ポゼッションサッカーやパスサッカーが神戸に適用できるかは別。選手のプレースタイルを尊重して新しいスタイルにチャレンジしていきたい」と意気込み。G大阪では「超攻撃」を掲げてきたが、新天地では新たなサッカーを構築することを宣言した。

 ただ実績ある指揮官にも周囲のバックアップは必要不可欠だ。今回の就任会見はJ1の開催日に東京で開かれた。現場レベルで反対意見もあった中、会見が強行されたところにヴィッセルというクラブの特徴がある。トップの一声が強い影響力を持つ環境は、結果が出るまで待ってくれたG大阪時代とは違う。

 クラブ初の大物監督を招へいした三木谷会長は「最高の人材をゲットできた」と満面の笑み。新監督は「アジアやインターナショナルなスタンダードを持ちながらチームを成長させていきたい」と大きな目標を掲げていた。

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