GK飯倉“矢のフィード”正確無比なキックで観客を沸かす

[ 2012年5月20日 06:00 ]

<横浜・G大阪>この日G大阪を完封した横浜GK飯倉(中央)

J1第12節 横浜0-0G大阪

(5月19日 日産ス)
 「お~~~~」。横浜のGK飯倉大樹(25)がボールを持って右足からロングフィードを繰り出すと、スタジアムからは驚嘆の声が上がる。それはホームだろうと敵地だろうと関係ない。弾道は低く高速。まるで遠い的を射抜く矢のよう。フィードで観客を沸かすGKは、Jリーグでも飯倉ぐらいだろう。

 小学校時代はフィールドプレーヤー。プロに入ってさらに磨いた足技には絶対の自信を持つ。「キックは自分の大きな武器だからそこは誰にも負けたくない」。G大阪戦でも、本職の守備では無失点。正確無比なフィードで何度も速攻へのスイッチとなっていた。

 身長は1メートル80と決して高くない。だがそれを補って余りある武器が飯倉にはある。元日本代表GK松永コーチ指導のもと、今や日本代表GK陣にも全く引けを取らない実力を付けてきた。「マリノスで結果を出し続ければいずれは代表といったチャンスも出てくると思う」。飯倉はさらなる高みを目指し、横浜のゴールマウスに立ち続ける。

 ◆飯倉 大樹(いいくら・ひろき)1986年(昭61)6月1日、青森県出身の25歳。横浜ジュニアユース、横浜ユースで育ち05年トップ昇格。06年に当時JFLの熊本(現J2)に期限付き移籍し07年横浜復帰。09年から正GK。1メートル80、72キロ。血液型A。利き足は右。

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