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西野新監督 神戸再建を宣言「もう一度アジアの頂点へ」

[ 2012年5月20日 06:00 ]

神戸新監督に就任した西野氏

 神戸は19日、西野朗氏(57)の新監督就任を発表した。契約期間は1年半で年俸は7000万円(いずれも推定)。26日の鹿島戦(ホームズ)が初采配となる。

 西野氏は都内で会見し「守るだけのサッカーは自分の本意ではないが、ポゼッションサッカーやパスサッカーが神戸に適用できるかは別。選手のプレースタイルを尊重して新しいスタイルにチャレンジしたい」とG大阪で実践した攻撃的サッカーにこだわらず新たなスタイルで神戸再建に取り組むことを宣言した。

 10年指揮したG大阪を昨季限りで退団。浦和のオファーは断ったものの、現場復帰の希望は持っていた。「(現場を離れ)自由がこんなに苦しいとは思わなかった。芝生の上にいる自分が一番合っている」と半年間のブランクを振り返った。神戸の監督就任を決断した理由について西野氏は「国際標準の目標を持ったクラブで、やりがいを感じた」と話し「もう一度アジアの頂点に立ちたい」と目標を掲げた。

 新監督は20日に練習場を訪れる予定。G大阪時代の右腕だったブローロ・フィジカルコーチを新たに招へいするが、安達ヘッドコーチら現コーチ陣は残留する。

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