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新天地には浦和がふさわしい…槙野を動かした「恩師」の存在

[ 2012年1月7日 09:18 ]

広島時代、練習に励む槙野(右)を見守るペトロヴィッチ監督=2010年11月撮影

 欧州への残留を明言していたケルンの日本代表DF槙野智章(24)が急転、ペトロヴィッチ新監督を迎える浦和に電撃移籍することが6日、濃厚となった。複数のクラブ関係者によれば1年間の期限付き移籍で、近日中にも浦和から正式オファーが届く見込み。槙野自身も浦和への移籍に前向きだという。

 欧州でのプレー続行を明言していた槙野が心を動かした最大の要因は、広島時代から絶大な信頼を置くペトロヴィッチ監督の存在だった。指揮官にはセンターバックだけでなく、サイドバックとしても類いまれな才能を見いだされ、日本を代表するDFに育ててもらった。昨年1月には夢の欧州移籍を実現させたが、ケルンでの出場はわずか5試合。日本代表定着を目指す槙野は、浦和こそが新天地にふさわしいクラブと考え直した。

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