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U―22代表・関塚監督 選考基準は「独り立ち」

[ 2011年1月1日 06:00 ]

 12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表の関塚隆監督(50)が、アジア予選が始まる11年を迎え、メンバー選考基準の一つに「独り立ち」を挙げた。

 89年1月以降に生まれた全選手が対象となるが「所属クラブでのプレーが重要。周りにベテランがいて生かされているのか、独り立ちして自分でプレーできているのかというのも判断基準になる」と説明。所属クラブで出場機会を勝ち取ることはもちろん、チームを引っ張る意識でプレーすることを求めた。
 さらに「一時的にバーンと活躍したから呼ぶかって言ったら、それはクエスチョンだと思う。悪いパフォーマンスの時がどうかっていうのも非常に大事」と続けた。
 昨年11月のアジア大会(中国・広州)では優勝を果たしたが、所属クラブで主力の宇佐美(G大阪)らはJリーグとの日程の関係で招集を見送られており、今後はメンバーが大幅に入れ替わることが濃厚。関塚監督は、2月の中東遠征やJリーグ視察などを通して人選を進めていく。

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2011年1月1日のニュース