代表合宿打ち上げ…３日、２４人でカタール出発

　アジア杯に出場する日本代表が総勢２４人で３日からのカタール遠征に出発する見通しとなった。登録メンバー２３人に加えて、練習要員として国内合宿に参加していたＤＦ永田の同行が決定。右足負傷で離脱中の岩政も本人の強い希望もあり遠征に同行する可能性が高い。日本協会の原技術委員長は「永田は連れて行く。ケガの状態次第だが、岩政も行くと思う」と説明。登録メンバーは９日の初戦ヨルダン戦の開始６時間前まで入れ替え可能で、現地で最終判断が下されることになった。

　ザッケローニ監督はカタール入り後の練習を基本的に非公開にする方針。最終ラインの先発が固まらないことや、３―４―３の新布陣導入に着手したことで情報漏えいを警戒。指揮官は「現地で新システムの完成度を確認したい。多くのカードを持っておくことは重要」と力を込めた。３１日に５日間の国内合宿を打ち上げたチームは、２日に再集合する。鉄のカーテンをひき、アジア杯制覇に向けて万全の準備を進めていく。