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「全員が本田だった」星稜、快勝にも監督苦笑

[ 2011年1月1日 06:00 ]

<星稜・徳島商>前半34分 星稜・河波主将(中)が先制のヘディングシュートを決める

 【全国高校サッカー・星稜2―0徳島商】星稜(石川)が“本田イズム”で2―0と快勝した。12月上旬にOBの日本代表MF本田圭佑が4日間練習に参加。一緒に紅白戦などで汗を流して、技術的、戦術的なアドバイスのほかにチームの一体感の重要性なども説かれた。

 前半34分に頭で先制点を決めた主将のDF河浪は「みんなが本田さんのプレーを見習っていた」。後半27分に追加点を決めたMF芦野も「とても学ぶことが多かった」と振り返った。目指すは本田が主将だった6年前の4強超えだが、河崎監督は「きょうはみんなが“俺が!”となりすぎて11人全員が本田圭佑だった」と苦笑い。強引さが出過ぎた攻撃面を修正点に挙げた。
 ▼徳島商FW長尾 決定機を決められなくて、自分のせいで負けたという気持ち。もっとできたんじゃないかと思う。

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2011年1月1日のニュース