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ケルン移籍会見で涙 槙野“仲間との別れつらい”

[ 2011年1月1日 06:00 ]

会見中に天を見上げ涙をこらえる槙野智章

 ドイツ1部ケルンへ完全移籍することで合意した広島の日本代表DF槙野智章(23)が31日、日本代表合宿終了後に広島市内で移籍会見を行った。ジュニアユース時代から11年間を過ごしたクラブを離れるとあって「今まで一緒に戦ってきた選手とプレーできなくなることがつらい」と感極まって号泣した。

 ケルン移籍の決断はスポーツディレクターに就任する前浦和監督フィンケ氏から電話で誘われたことが決め手になった。契約は2年半となる見込み。すでにドイツ語の勉強を始めており、通訳も約1カ月間しか付かない。3月には香川のドルトムントとの対戦があるが「守備でも攻撃でも通用する選手になりたい。(香川)真司との対戦では、彼の前でゴールを決めたい。ブンデスリーガで優勝したい」と力強く言い切った。あす2日に渡独し、メディカルチェック後に正式契約。4日にはカタールで日本代表に再合流する。

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2011年1月1日のニュース