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カメルーン4強進出ならず…アフリカ選手権

[ 2010年1月26日 12:14 ]

 サッカーのアフリカ選手権は25日、アンゴラのルバンゴなどで準々決勝2試合を行い、大会3連覇を狙うエジプトとナイジェリアが勝って4強入りし、28日の準決勝はエジプト―アルジェリア、ナイジェリア―ガーナの組み合わせに決まった。

 ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会出場を逃したエジプトは、W杯1次リーグで日本と同組のカメルーンを延長の末に3―1で下した。ナイジェリアはザンビアとの0―0からのPK戦を5―4で制した。

 サッカーのアフリカ選手権で25日、日本と同じワールドカップ(W杯)1次リーグE組のカメルーンが準々決勝で敗退した。エジプトに1―3で逆転負けし、国際サッカー連盟(FIFA)の公式ホームページは「W杯本番までにやるべきことについて、考える点が多い」というルグエン監督の談話を掲載した。
 エジプト戦は微妙な判定によるFKで決定的な3点目を失った。FWエトーは「ミスは試合にはつきもの。審判員や選手がミスしない試合なんてない」と言い訳はしなかった。ただ、今大会4試合で8失点の守備のもろさは不運のせいではない。
 マークの甘さやセンターバックの稚拙なプレーが失点に直結した。攻撃面でも連係ミスが多く、エースのエトーが徹底マークを受けて孤立する展開が続いた。今回の4試合は日本代表の岡田監督やスタッフだけでなく、同じE組のオランダやデンマークも徹底的に分析するはず。W杯の対戦国に弱点をさらした感がある。
 ルグエン監督は「多くの若い選手は、南アフリカへ行く力があることを証明しなければならない」と、期待通りの成長を見せていない若手の奮起を促した。本番まで残り5カ月足らず。日本のライバル国にも課題は山積している。(共同)

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2010年1月26日のニュース