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本当に初合流?小笠原に「ずっといた感じ」

[ 2010年1月26日 06:00 ]

ミニゲームで金崎夢生(右)と競り合う小笠原満男

 【日本代表合宿】約3年6カ月ぶりに代表復帰したMF小笠原満男(30=鹿島)は、岡田ジャパン初合流とは思えないほどチームに溶け込んでいた。9対9のゲーム形式では遠藤、闘莉王、大久保らと同チームになり、ミスの少ないプレーで試合を組み立てるなど実力を発揮。「知ってるメンバーは半分ぐらい。新鮮なのと懐かしいのと半々です。1タッチプレーが多いのと、守備で前からボールを取る意識が強い印象。練習の意図は分かった」と手応えを口にした。

 満を持して招集した岡田監督は「全く違和感がなかった。今までずっといた感じなので喜んでいる」と昨季JリーグMVPの新戦力を絶賛した。中盤は中村、遠藤、中村憲、長谷部、本田らタレントが豊富だが、小笠原も経験、実力ともに申し分なく現有戦力に割って入る可能性は十分。「W杯は自分の中で常にあったもの。そこに向かってできる限りのことをやりたい。ポジションは与えられたところで全力を尽くす」。02年日韓大会、06年ドイツ大会に続く自身3度目のW杯出場へ向けた挑戦が幕を開けた。

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2010年1月26日のニュース