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大久保が代表離脱…前田1年半ぶり招集

[ 2009年8月31日 06:00 ]

 岡田ジャパンが突然のアクシデントに見舞われた。日本代表は31日からオランダ遠征を行うが、出発前日の30日、神戸のFW大久保嘉人(27)が急性腰痛のため辞退した。関係者によると、大久保は29日の浦和戦にフル出場した後、腰の違和感を訴えていたが、この日になって痛みが出た。リカバリー中には「動くのもしんどい」と話したという。

 大久保自身は「3日くらいすれば大丈夫」と軽症を強調しており、9月2日にもリハビリを開始する見込みだが、神戸と日本代表のドクター同士が連絡を取り合った結果、長距離移動による腰への負担を考慮して遠征不参加が決定した。岡田監督も「9日のガーナ戦にも間に合いそうもなかったので」と説明した。
 代役としてFW前田遼一(27=磐田)が追加招集された。急きょ合流した前田は「のんびりしている時だったのでびっくりしました」と驚いていた。岡田監督は「前線の選手にケガ人が出た場合は前田と決めていた」と話しており、もともと評価は高い。出場すれば08年2月東アジア選手権の北朝鮮戦以来。負傷が多く“ガラスのエース”のイメージだが、1年半ぶりの日本代表で存在をアピールする。

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2009年8月31日のニュース