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岡ちゃん開き直った!セットプレーで何が悪い

[ 2009年4月4日 06:00 ]

 日本代表の岡田武史監督(52)が3日、代表スタッフ会議後に対応し、流れの中からの決定力不足に目をつぶる姿勢を示した。3月28日のW杯アジア最終予選のバーレーン戦では14本のシュートを放ちながら、MF中村のFKからの1ゴールに終わった。最終予選は全8得点中、4得点がセットプレーから。またしても“セットプレー頼み”の状態が浮き彫りとなったが、指揮官は「得点は流れでもFKでも、なんでもいい」と開き直ったように言い切った。

 「アジア予選では、どこも(流れの中で)ボコボコ入るなんてない。韓国もオーストラリアもそう」。両国とも今月1日の試合でセットプレーから1得点ずつを挙げていることを引き合いに出し、逆にセットプレーの重要性を強調した。

 「いかに攻めてFKを取っているか。全体でどういうサッカーをしているか」。岡田監督はFKの機会を得られていることこそが攻撃力の証と認識している。確かにセットプレーからの得点が計算できれば楽だが、頼みの綱のMF中村、遠藤らが負傷などで欠場した場合は八方ふさがりとなる。6月6日のウズベキスタン戦に勝てば4大会連続のW杯出場が決まるが、目標が“世界4位”である以上、現状で満足している場合ではないのだが…。

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2009年4月4日のニュース