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企業名解禁を!東京V前社長最後の訴えも…

[ 2009年4月4日 06:00 ]

 2日の株主総会でJ2東京Vの代表取締役会長兼社長を退任した萩原敏雄氏(72=元日本テレビ社長)が、サッカー界を去るにあたって最後の熱い思いをぶちまけた。3日に東京・稲城のクラブハウスを訪れ、関係者にあいさつ。経営悪化でクラブの先行きが不透明な状況とあって、選手には「勝つことが経営にとってもいいこと。全員が経営者のつもりでやってほしい」との言葉を送った。

 一方で、チーム名に企業名を入れることを禁止しているJリーグの方針には「女子は日テレ・ベレーザでいいのに、なぜ男子がダメなのか」と問題提起し、株式譲渡先として交渉していた複数の企業も企業名をチーム名に入れられれば引き受けてくれた可能性が高いと“Jリーグ改革”を訴えた。だが、Jリーグの鬼武チェアマンは「理念に反する。検討することもない」とピシャリ。最後の願いも届かなかった。

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2009年4月4日のニュース