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大丈夫?攻守の柱ぐらつく岡田ジャパン

[ 2008年11月10日 18:51 ]

 サッカー日本代表の神戸合宿が10日始まったが、年内最後の大一番、カタール戦を前に攻守の柱がぐらついている。GK楢崎(名古屋)に続いてこの日、DF中沢(横浜M)の故障離脱が決定。攻撃の大黒柱MF中村俊(セルティック)も左ひざを痛め、出場できるか不安要素がある。

 中沢の離脱は大きな衝撃を与えた。DF闘莉王(浦和)とともに守備の要というだけでなく、長身を生かしたヘディングは日本の大きな得点源。予選ではキャプテンマークを巻き、チームをまとめてきたからだ。

 岡田監督は故障者が出ることを考慮し、海外遠征では大所帯となる25人を選んだが、皮肉にも出発前から想定通りに進んでいる。

 GK川口(磐田)は「けがはしょうがない。ベテラン、中堅、若手と関係なく、皆で勝ち点を取る」と総力戦を強調するが、欧州組を含めて全選手がそろうのは19日の敵地ドーハでの決戦直前だ。選手の連係を深める時間は少ない。

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2008年11月10日のニュース