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国母ニコニコ初練習も周囲はピリピリ、取材対応せず

[ 2010年2月16日 06:00 ]

会見とは一転、雪上で生き生きとした表情を見せる国母

 スノーボード・ハーフパイプの男女代表7選手が15日、サイプレスマウンテンの会場で初めて行われた公式練習に参加し、約1時間30分、雪上で感触を確かめた。渡航時の選手団公式ウエアの“腰パン”姿と、反省しているように見えない会見の態度が問題となった国母和宏(21=東海大)も参加したが、チーム関係者の「試合に集中させたい」という意向で取材に対応しなかった。

 一時は全日本スキー連盟が日本選手団へ国母の出場辞退を申し入れた騒動に、関係者はピリピリ。萩原文和監督(52)は「取材拒否ではないが(国母問題に)質問が及ぶと集中できない」と取材自粛をお願いした。一方、報道陣から簡単な質問をされた選手もほとんど言葉を発せず、チーム内でも“会話自粛令”が出ている様子をうかがわせた。国母自身は時折笑顔を見せながら繰り返しパイプの感触を確かめていたが、余波は消えていない。

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2010年2月16日のニュース