体調不良だったマリリン…「今は大丈夫です」

公式練習でストーンを投げるチーム青森の本橋麻里

　バンクーバー冬季五輪のカーリング女子日本代表、チーム青森は１６日（日本時間１７日）からの競技開始を翌日に控えた１５日（日本時間１６日）、本番会場の五輪センターで最後の公式練習に臨み、スキップ（主将）の目黒萌絵は「よく曲がるアイスなのでチャンスがあれば攻めたい。やっと本番の氷に乗れて、いよいよだなという気持ちになった」と意欲を語った。

　出場チームは１４、１５日と同センターで調整。四つのシートで各２０分が割り当てられ、それぞれの氷やストーン状況を確かめた。氷が曲がりやすいと、氷上に置かれているストーンをかいくぐってハウス（円）の中心に近づけるなど、多彩な攻撃が可能になる。
　セカンドの本橋麻里は１３日に体調が悪くなったものの「今は大丈夫です」と競技には影響がないことを強調した。米国戦に向けて「一投一投大切に投げてミスをなくしたい」と抱負を述べた。（共同）