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残り100メートル…ラミーシャプイ差し切った!

[ 2010年2月16日 06:00 ]

個人ノーマルヒルのフラワーセレモニーで笑顔を見せる(左から)2位のジョニー・スピレーン、優勝したジェーソン・ラミーシャプイ、3位のアレッサンドロ・ピッティン

 【個人ノーマルヒル】今季W杯で総合首位に立つラミーシャプイが金メダルを獲得した。前半飛躍は5位と出遅れたが、後半距離で徐々に順位を上げ、ラストスパートでスピレーンを差し切った。

 「最後の方まで僕は銀メダルかなと思っていたけど、ゴールまで100メートルの地点で今だ、と決心できた。全力疾走しても、ゴールラインを越えるまで余力があった」。複合のフランス勢では92年アルベールビル五輪のファブリス・ギー以来2人目の金メダル。「母国の人々に感動を与えられた」と誇った。

 ◆ジェーソン・ラミーシャプイ(フランス=スキー複合個人ノーマルヒル)今季W杯で5勝を挙げ、総合首位。W杯通算10勝。09年世界選手権の個人2種目で銅メダルを獲得した。1メートル79、66キロ。23歳。

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2010年2月16日のニュース