「１つでもメダルが家族に」…皆川“妻の分まで”！

所属する竹村総合設備の仲間から激励の横断幕を贈られ、笑顔でガッツポーズをする皆川

　アルペンスキー男子代表の皆川賢太郎（３２＝竹村総合設備）が１５日、五輪前に最終調整を行うカルガリー近郊へ向けて成田空港を出発した。

　前日は新潟の実家で妻・上村愛子（３０＝北野建設）のモーグル女子を観戦。４位に入賞した上村を電話で「頑張ったな」とねぎらったそうで「１つでもメダルが家族にあったら最高の人生。僕にはそのチャンスが残っている」と妻が成し遂げられなかったメダル獲得を宣言した。皆川が出場する男子回転は２７日（日本時間２８日）。「もしかしたら最後になるかもしれない」という五輪で「攻撃的に滑って奇跡に向かいたい」と完全燃焼を誓った。