【全文】藤岡佑介 亡き弟・康太さんへの思いとファンへの願い

[ 2024年4月13日 11:02 ]

阪神1R終了後、取材を受ける藤岡佑騎手(撮影・亀井 直樹) 
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 13日の阪神1R終了後、藤岡佑介騎手(38)が取材に応じ、10日に亡くなった弟・康太さん(享年35)について語った。

 【藤岡佑介の全コメント】 

 「まずは康太のことに関して、たくさんご心配してくださって、ありがとうございます。昨日、無事に家族で見送ることができて、僕も含めて家族も少しずつ気持ちの整理がついてきているので、時間はかかると思いますが前を向いて歩いていけると思っています。

 気持ちが落ち着かなかったら競馬に乗るのも失礼だと思っていましたが、生前から康太とは一緒に乗っている以上、お互いの馬に乗っかるようなこと、落ちたりすることがありえるという話していたもあり、他の家族よりも受け入れられるのが早かったです。

 突然のことだったのでお別れできないまま、心を痛めているジョッキーもたくさんいましたが今朝、(日本騎手クラブの武豊)会長の方から声をかけてあげてほしいということで、時間をつくって気持ちを伝えることができました。なかなかすぐにとはいかないとは思いますが、一日でも早く、明るい騎手会の雰囲気が戻って、康太が安心して見守られる状況になれば、と思います。

 今まで楽しめていたことが、そうでなくなるのは康太の本意ではないと思うので、変わらずに楽しんでください。

 JRAの配慮でお別れする場所を作ってもらって、康太自身もこれだけたくさんの人に応援していただいた、と実感できると思います。

 (僕自身)たくさん心配の声をかけてもらっていますが、思っている以上に受け入れられている部分もあります。朝から騎乗馬を用意してもらって、1つ乗れたことで凄く落ち着けましたし、思っている以上に冷静に乗ることができました。今まで通り安心して応援していただければと思います」

 康太さんは6日の阪神7Rで落馬し、頭部と胸部を負傷。入院加療していたが、10日午後7時49分に帰らぬ人となった。

 この日の各競馬場で黙とうが捧げられ、献花台と記帳台が設置された。多くのファンが足を運び、藤岡康太さんをしのんだ。

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