【中山記念】マテンロウスカイ重賞初制覇!横山典は自身のJRA重賞最年長勝利記録を更新

[ 2024年2月26日 05:20 ]

中山記念を制したマテンロウスカイの横山典は歓喜の“フライングディスマウント”(撮影・村上 大輔)
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 中山開幕を飾るG2「第98回中山記念」が25日に行われ、7番人気マテンロウスカイが重賞初制覇。鞍上の横山典弘(56)は自身が持つJRA重賞最年長勝利記録を更新(56歳3日)。中山記念6勝目で同レースの最多V記録も更新した。

 雨中の決戦で名手の技が光った。好スタートを切ったマテンロウスカイ。鞍上・横山典の視線は、隣枠の逃げ馬ドーブネに送られる。その動きに乗じてスカイも前へ。1角手前ではわずかな隙間を逃さず“絶好”ラチ沿いを早々と確保。名手だからこそなし得る、全く無駄のないエスコートだ。

 1000メートル通過は58秒6。雨馬場を考えればハイペースとも言える。だが名手は動じない。「速いペースとは感じていなかった。良いリズムで走ってくれていたよ」。内々ロスなく回り相棒のスタミナを温存すると、直線入り口ではスッとドーブネの外へ。ようやくGOサインを送るとスカイはその指示にきっちり反応。重い馬場も苦にせず力強く伸びて、楽々と重賞初制覇を飾った。

 スカイを管理する松永幹師は競馬学校第2期生の同期。いつもは冷静沈着なベテランも「うれしいね。松永厩舎で勝てて良かった」。盟友との勝利に喜びもひとしおだ。松永幹師も「ジョッキーと話した通りになった。スカッとしましたね」と会心Vに笑みがこぼれた。

 23日に56歳の誕生日を迎えたばかりの横山典。今年の京成杯で更新したJRA重賞最年長V記録を再び塗り替えたが「いつでも勝てればうれしいよ」と気にしない。スカイの次走は未定だが、今後は大阪杯(3月31日、阪神)を含めG1が視野に入る。同期コンビでさらなる大舞台を目指す。

 ◆マテンロウスカイ 父モーリス 母レッドラヴィータ(母の父スペシャルウィーク)19年2月5日生まれ セン5歳 栗東・松永幹厩舎 馬主・寺田千代乃氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績17戦5勝(重賞初制覇) 総獲得賞金1億7895万1000円 馬名の由来は「摩天楼+空」。

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