【徳山・ヤングダービー】羽野が20代最強!“平成生まれ初”から4年、待望のG1・2勝目

[ 2021年9月27日 05:30 ]

ヤングダービーの優勝ボードを前に表情を引き締める羽野
Photo By 共同

 ボートレース徳山のプレミアムG1「第8回ヤングダービー」は26日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の羽野直也(26=福岡)が逃げを決めてヤングダービー初制覇。優勝賞金1100万円を獲得し、SGクラシック(来年3月16~21日、大村)の権利も手にした。

 平成生まれ最初のG1覇者の羽野がヤングダービー初制覇。名実ともに“20代最強”の称号を手にした。

 10連勝中のイン戦。隣にエース54号機の関がいたがコンマ07のトップスタートを決めての速攻劇。レース後のインタビューでは「疲れました」と苦笑い。「今回は勝ちたいではなく、勝たないといけないと考えていた。(優勝で)やり切れた」。心地よい疲労感に包まれた。

 デビューからわずか3年6カ月だった17年10月の大村65周年でG1を優勝したが、2回目のタイトル奪取まで4年の月日を要した。

 「これまでの成績に満足できなかったし、日ごろから“負けたくない”という気持ちを持って走ってきた。まだまだこれからだと思っているけど、メンタルなど、あらゆる面で成長できていると思う。今回はちゃんと分かって獲れた」

 ヤング世代の旗頭として戦ってきた経験値を集約してもぎとった2回目のG1優勝だった。

 同期で仲良しの百武翔が笑いながら語る。「やまと学校(現ボートレーサー養成所)入学したてのころ、掃除当番の羽野が、掃除開始の時刻を集合時間と勘違いして、掃除を始めていないのを教官に見られたんです」。これには羽野も「退学も覚悟したけど、優しかった教官のおかげで続けられた」。もしかしたら、ボートレーサー・羽野直也が誕生すらしていなかったかもしれない。

 選考勝率1位で臨んだ18年の浜名湖大会は優出するも4着に敗れた。「勝ちたかった」と話すヤングダービーをようやく勝って、グランプリ初出場の可能性も出てきた。

 「正直、想像がつかないけど、これからも粘り強く戦っていきたい」

 まだまだ発展途上と話すヤング世代のチャンプが、これからも艇界を面白くさせる。

 ▽レース経過 進入はスタート展示から落ち着いたもので枠なり3対3。インからコンマ07のトップスタートを決めた羽野が勢いよく先マイを狙う。4カドから下寺が攻めてくるが、3コースの妻鳥がカット。これで羽野のVゴールが決定的となった。2コースから冷静に差した節イチ足の関が2着へ。妻鳥が3番手を追走していたが、2周2Mで入海が突進して行く手を阻まれ、その間に差し返した中田が3着に入線した。

 ◇羽野 直也(はの・なおや)1995年(平7)3月29日生まれ、福岡県出身の26歳。福岡支部の114期生として14年5月に若松でデビュー。16年7月の芦屋で初優勝。通算12V、G1は10優出2V。同期は松尾拓、村松修二、中村桃佳ら。1メートル67、血液型AB。

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