【凱旋門賞2週前追い】クロノジェネシス 大一番に向けスイッチオン

[ 2021年9月16日 05:30 ]

CWコースで追い切ったクロノジェネシス
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 仏G1凱旋門賞(10月3日、パリロンシャン)に挑戦するクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)が15日、栗東CWコースで2週前追い切りを消化した。

 岩田望(レースはマーフィー)を背にステラリア(3歳3勝クラス)と併せ、追走する形で直線は内へ進路をとった。前を走る僚馬との差はなかなか差が詰まらなかったが、ラストは併入に持ち込んだ。6F82秒8~1F12秒4をマーク。斉藤崇師は「道中の折り合いは良かったけど反応も含めて、まだ重いかな。ただ、追ったことで“競馬が近いんだな”と感じたと思う」とひと追いの効果に期待した。

 17日に栗東トレセンの検疫厩舎へ移動、21日に国内最終追い切りが行われる。24日に成田からフランスへと飛び立つ予定だ。滞在先のシャンティイではパスカル・バリー厩舎への入厩が決まっている。

 先にフランスへ向かったディープボンド(牡4=大久保)は12日にパリロンシャン競馬場で行われたG2フォワ賞で海外重賞初Vを飾った。大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社はクロノジェネシスに15倍、ディープボンドには21倍のオッズをつけている。

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2021年9月16日のニュース