【ダービー】土曜の東京芝を緊急徹底分析!エフフォーリアは大ピンチだ!?

[ 2021年5月29日 19:18 ]

日本ダービーが行われる東京競馬場
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 今週から東京芝はダービーウイーク恒例のCコース替わり。仮柵が外側に出たことで、例年なら内枠、そして逃げ先行馬が有利となるのだが、土曜のレースを見る限り、そうは問屋が卸さなかった。芝の5鞍を振り返ると、馬券に絡んだ15頭のうち、実に12頭が5枠から8枠。とりわけ7枠と8枠は4頭ずつが馬券に絡んだ。また、ハイペースのレースが多かったわけでもないのに、前々から馬券圏内に残ったのは2頭だけ。3Rの3歳未勝利(芝1800メートル)で2着のウインチェレステ、5Rの3歳未勝利(芝2000メートル)を制したノワールドゥジェの2頭だが、前者は2番人気、後者は3番人気だったから、“走って当然の馬”ともいえる。したがって例年とは真逆の“外差しが決まりやすい馬場”と結論づけていいだろう。最内枠のエフフォーリアはピンチか!?

 続いて血統も分析していこう。何と言っても3頭出走で2勝、4着1回のハーツクライ産駒に目が行く。ダービーと同じ2400メートルではグレアリングアイが2分23秒8の好時計勝ちを決めた。そしてキングマンボ系も要チェックだ。勝利こそ挙げられなかったものの、10頭出走で【0325】の複勝率50%は優秀と言える。
 一方、ロベルト系は11頭が出走して、何と全馬が4着以下。エフフォーリアと同じエピファネイア産駒は、5Rで1番人気のギャラクシーエッジが5着、6Rでもやはり1番人気のベッラノーヴァが4着に終わった。枠順に恵まれなかったエフフォーリアに、ここでさらなる逆風が吹くことになるとは……。

 結論は思い切って穴狙いといこう。軸に指名するのはハーツクライ産駒のグラティアス。枠は内寄りの(7)番だが、ここなら内に閉じ込められることもない。皐月賞は終始外めを回しながら、負けて強しの6着。条件好転の今回はエフフォーリアを逆転する可能性も十分にある。これに続くのがキングマンボ系のアドマイヤハダル&タイトルホルダー、ハーツクライ産駒のヴィクティファルス、さらには末脚自慢のヨーホーレイク&ワンダフルタウン&サトノレイナスだ。エフフォーリアは思い切って消し。グラティアスから名前を挙げた6頭への馬連&3連複で勝負したい!

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2021年5月29日のニュース