【中京11R・葵S】黄金世代3年目は4人目の重賞勝ち レイハリアの亀田「負けたかと思った」

[ 2021年5月29日 16:17 ]

 若駒のスプリント戦らしい大荒れの決着となった。「第4回葵S」(中京芝1200メートル)は13番人気のレイハリア(牝3=田島、父ロードカナロア)が2番手から抜け出すと、ヨカヨカの追い上げを鼻差凌いで重賞初制覇を果たした。亀田温心(はーと、20)は5回目の重賞挑戦で初制覇。2着はヨカヨカ、3着はオールアットワンス。1番人気のモントライゼは5着、2番人気のダディーズビビッドは折り合いを欠いて16着に終わった。

 レイハリアは11年のフローラSを制したバウンシーチューンのめい。亀田は「行く馬(テイエムトッキュウ)を行かせて、番手でいい感じで行けてましたし、直線に向いても余力がありました。ただ、最後は勢い的にヨカヨカに負けたのかなと思って…。あとは祈ってるだけでした」と振り返る。一昨年デビューの3年目は斎藤、団野、菅原に続き、4人目の重賞勝ち。「同期がボンボンと重賞を勝ってましたし、勝ち鞍も多い中、こういうチャンスをいただき、結果を残すことができて良かったです」と笑みを浮かべた。これで未勝利、1勝クラス、重賞と3連勝。「これからも楽しみな馬で、重賞でどんどん活躍できると思います」とパートナーのさらなる飛躍を期待した。

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2021年5月29日のニュース