【川崎・クラウンC】ジョエル重賞初V!張田昴、父・張田京師の管理馬で東京ダービーへ

[ 2021年4月22日 05:30 ]

クラウンCで重賞初挑戦初制覇を決めたジョエル
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 3歳重賞「第24回クラウンカップ」(S3)が21日、川崎競馬場で行われた。2番人気のジョエルが直線差し切り優勝、重賞初制覇するとともに「第67回東京ダービー」(S1、6月9日、大井)への優先出走権を手に入れた。

 マスク越しの勝利インタビュー。父である京師に重賞初制覇をプレゼントしたことを問われると張田はもうこらえ切れなかった。「ずっと乗せてもらえてありがたい。距離が延びていい馬だし、これからも一緒に頑張りたい」。声を震わせながらうれしさを爆発させた。

 中団追走からの直線一気。最後は1馬身半差とトライアルを完勝で飾った。「最後まで気が抜けなかったし、力も入った。昂に自分の厩舎で重賞を勝たせようと思っていたが、先を越された。今日は勝てて本当にうれしい」と京師も感無量の様子。次走は「もちろん東京ダービー」(京師)。息の長い末脚を武器にひと暴れするつもりだ。

 ▼2着ギガキング(和田)砂をかぶってポジションが悪くなった。力はつけているが、今日は内枠がアダになった。

 ◆ジョエル 父トーセンブライト 母トーセンレインボー(母の父ダイワメジャー) 牡3歳 船橋・張田京厩舎 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道日高町のエスティファーム 戦績8戦3勝 総獲得賞金2672万5000円。

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2021年4月22日のニュース