【七夕賞】サーパス、初重賞制覇へサラっと良化 「気分良く」軽め調整

[ 2020年7月9日 05:30 ]

アナザートゥルース(奥)と併せ追い切るマイネルサーパス(撮影・郡司 修)
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 サマー2000シリーズの開幕戦「第56回七夕賞」(12日、福島)の追い切りが8日、東西トレセンで行われた。美浦では得意の福島で重賞初制覇を狙うマイネルサーパスが馬なりながら好仕上がりをアピール。

 「福島で重賞を勝たせてください!」――マイネルサーパスが短冊に書くとしたら、こんな願いか?今回と同舞台の前走・福島民報杯で重馬場をものともせず、力強く差し切ったサーパス。【2・1・0・0】と一度も連対を外していない得意の福島での重賞初制覇へ向け、順調な仕上がりをアピールした。

 Wコースでアナザートゥルース(6歳オープン)と併せ馬。2馬身先行して、馬なりのまま外併入で5F67秒0~1F12秒5。鞍上の助手の手綱が動くことはなかった。1週前追いで来週の函館記念に出走予定のニシノデイジー(4歳オープン)相手に互角の併せ馬(Wコース5F66秒8、いっぱい)を行ったため、最終追いは軽めで十分。高木師は「先週しっかり負荷をかけたので、今週はサラッと気分良く走らせた。少し暑さに弱いところはあるが、今は気温が高くないので調子がいい。元々重賞でも、と期待していた馬。粗削りだったのが、今は“粗さ”が取れてきた」と満足げな表情を浮かべた。

 福島は2歳時にきんもくせい特別をレコードで勝ち、3歳時のラジオNIKKEI賞では不良馬場の中、0秒1差2着。馬場状態に関係なく、常に結果を残してきた。師は「たまたま良績がある感じですが、平たんコースの方が合うのでしょう」と分析した上で「ただ馬場は気になる。決して雨が得意なわけではない。ラジオNIKKEI賞は内でじっとしていたから。鞍上はアクションを起こすと滑るところがあると言っていた。他馬が苦にするようなら、その分いいのかもしれないが、できれば良馬場でやりたいね」と空模様を気にしていた。

 前走に続いて手綱を取る国分優とのコンビでは2戦2勝。前走、昨年11月のアンドロメダSと、2つのオープン勝ちはいずれも国分優が挙げたものだ。「アイルハヴアナザー産駒は3角あたりでズブくなるんだが、国分優はうまく動かしてくるから。今回もとぼけさせないで、うまく走らせることができるかどうかだね。ここでも楽しみ」と師。昨年のダービーにも参戦(11着)した素質馬が、得意の舞台で重賞ウイナーの称号を手にする。

 【サマー2000シリーズ開幕】七夕賞はサマー2000シリーズの開幕戦。06年に創設された同シリーズの歴代チャンピオン13頭(19年は該当馬なし)のうち、7頭が七夕賞に出走。チャンピオン争いの行方を左右する一戦になっている。七夕賞を制してチャンピオンになったのは08年ミヤビランベリ、11年イタリアンレッド、16年アルバートドック、18年メドウラークの4頭。

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