【皐月賞】(5)サトノフラッグ 気合十分「状態100%に近い」

[ 2020年4月19日 05:30 ]

皐月賞に出走するサトノフラッグ
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 サトノフラッグは激しい雨が降る中、角馬場で体をほぐしただけでコースには入らなかった。国枝師は「気合が入っているからね。雨が降って馬場も荒れていたから」と説明した。

 父の名を冠した弥生賞ディープインパクト記念の覇者。3角手前から一気に差を詰め、先行馬を一瞬にして追い抜く姿は偉大な父そっくりだった。手綱を取った武豊も「3角で馬が自分から上がっていった。父が中山を走った時と同じ感覚。思い出しましたね」と話した。管理する国枝師はアパパネ、アーモンドアイと2頭の3冠牝馬を手掛けた名伯楽だが、牡馬の3歳クラシック制覇はない。悲願達成に向け、今回はアーモンドアイの主戦であるルメールを起用した。「状態は100に近いところに来たのかな。ルメールさんにチャンスをものにしてもらいたい。あとは任せます」と全権委任した。

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2020年4月19日のニュース