作田師、笑顔で「やりきった」 スタッフ一丸で勝利を「もちろん勝ちたい」

[ 2020年2月26日 05:30 ]

今年定年を迎える作田誠二調教師
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 作田師はジョッキー時代JRA通算218勝、95年から調教師として289勝。笑顔で言った「やりきった」が全てを物語る。

 JRA重賞初制覇はハードクリスタルが勝った06年東海S。ブリーダーズGCも勝った厩舎の看板馬だ。

 「弟子の(藤岡)佑介で勝てたことがうれしかった。とにかく大変な馬で…。父クリスタルグリッターズの血をまんま受け継いだ感じ。普段から反抗するような面を見せたり、競馬でもコントロールが利かなくなったり。全能力を出していればG1にも手が届いていたと思うほど。この馬からいろんなことを学んだね」

 調教師生活は苦労の連続。16年の2桁勝利を最後に近年は勝ち星が伸び悩んだ。昨年は3勝止まりで00年以来となる重賞出走なし。「つらい時期もあったけど、最後に決断するのは調教師の自分。全責任を負う気持ちでやってきた。先月は久しぶりの重賞だったね」。1月の東海Sでヒストリーメイカーが0秒7差6着に健闘した。トレーナーの方針に基づき、頑張ってきた厩舎スタッフの努力。着順以上の喜びがあった。

 20年は未勝利。ラストウイークを白星で締めくくりたい。「ここまでやり通してきたんだから。もちろん勝ちたい。引退後はノビノビと過ごさせてもらうよ」と笑みを浮かべた。一発なら中京スポニチ賞(土曜中京11R)のダイナミックアロー。スタッフ一丸となって勝利をつかみにいく。

 ◆作田 誠二(さくた・せいじ)1949年(昭24)3月7日生まれ、青森県出身の70歳。元騎手で競馬学校の同期生には岡部幸雄、福永洋一、柴田政人らがいる。95年に調教師試験に合格。翌年に厩舎を開業。主な管理馬はハードクリスタルのほかワイルドソルジャー(04年名古屋グランプリ)、サンディエゴシチー(09年札幌2歳S)など。JRA通算4593戦289勝(重賞2勝)。

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