【朝日杯FS】サリオス、3頭併せ真ん中で余裕 力強く12秒4

[ 2019年12月12日 05:30 ]

プルクラ(左)、ブーザー(右)と併せ追い切るサリオス(撮影・郡司 修) 
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 美浦では2戦無敗でサウジアラビアRCを制したサリオスが大物感あふれる動き。前走レコードVの両馬が世代チャンプの座を懸けて激突する。

 過酷な3頭併せ。しかし、大器サリオスにはどこ吹く風だった。前にブーザー(3歳2勝クラス)、後ろにはプルクラ(3歳1勝クラス)。古馬の先輩2頭のプレッシャーを受ける位置でもWコースを悠々と進み、直線は真ん中に入った。鞍上は手綱を押さえたまま圧倒する勢い。5F67秒9~1F12秒4(馬なり)。楽々と併入に持ち込んだ。

 森助手は納得の表情だ。「先週までしっかり負荷をかけた。今週は輸送もあるので無理せず。新馬で手前(軸脚)を替えなかったところがあったのでメンタルとフィジカル両面の確認をする意味で3頭併せの真ん中でプレッシャーをかけた。馬を気にすることもなく、いい追い切りができた」

 2戦2勝。6月東京新馬戦はラスト100メートルを流す余裕で上がり3F33秒1。続くサウジアラビアRCは再び33秒1の強烈な伸びで2歳コースレコード。540キロの雄大な馬格を誇るが、一方で大型馬らしからぬ軽やかさも目を引く。「気候的にも過ごしやすくなって体調は上がっている。馬体重自体はそう変わっていないが体のラインは競走馬らしくなってきた」と同助手は成長を感じている。

 新コンビの名手ムーアは2週前追いで騎乗。「“ナイスホース”と言ってくれてた。掛かることもなく操縦性はいいので、初めてのジョッキーでも問題ないと思う」(同助手)。実戦では初の右回り。さらに初の関西遠征。クリアすべき課題はあるが全てをはねのけるだけの潜在能力がサリオスにはある。

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