【ジャパンC】ブーケドール狙い撃ち!野球世界一の年は牝馬だ

[ 2019年11月20日 05:30 ]

ジャパンCに出走するカレンブーケドール
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 硬軟両面のデータから勝ち馬をあぶり出す「G1プロファイリング」は3歳牝馬のカレンブーケドールとワグネリアンを指名した。

 祝プレミア12優勝!!マイルCSが行われた17日夜、日韓戦にくぎ付けだった人も多かったのでは?侍ジャパンの世界一は09年WBC(ワールドベースボールクラシック)以来10年ぶりだ。

 では、10年前のジャパンCは?少数精鋭2頭の牝馬が大活躍した。直前の天皇賞・秋で3着に敗れたウオッカがオウケンブルースリの強襲を鼻差こらえてV。レース後、ウオッカの顔は鼻出血(運動性肺出血)で血に染まりながらも、日本牝馬初のジャパンC制覇の“偉業”を成し遂げるとともに、史上初の牝馬によるJRA・G17勝の金字塔を打ち立てた。3着には秋華賞でG1初制覇を飾ったばかりの3歳牝馬レッドディザイア。2頭しかいない牝馬が、ともに馬券圏内の力走だった。

 さかのぼって、侍ジャパンがWBC初優勝を飾った06年。凱旋門賞失格のディープインパクトが復権Vを果たしたが、3着に英国の牝馬ウィジャボードが入り、5着には日本の3歳牝馬フサイチパンドラ。侍ジャパンが世界一になった年のジャパンCは牝馬が必ず馬券対象になり、人気を下回る着順になった牝馬は1頭もいないのだ。

 今年の牝馬は?登録していたラヴズオンリーユーが香港に回り、秋華賞2着カレンブーケドールの“厳選1頭”だ。ウオッカが築いた「牝馬のジャパンC好走伝説」。過去10年では牡馬4勝、牝馬6勝。100メートルしか距離が違わない有馬記念ではこの間、牝馬が1勝しかしていない事実を考えれば、牝馬というだけで分がある。近年の東京芝のスピードトラック化も、牝馬特有の切れを生かすには絶好なのだろう。

 ブエナビスタ、ジェンティルドンナ、昨年のアーモンドアイはいずれもジャパンCと同舞台で行われるオークス優勝馬。今年の牡馬陣は手薄なだけに、同2着ブーケドールにもV資格は十分ある。今年4月に急死したウオッカから継いだ「JCは牝馬」の流れは止まらない。33歳の好漢・津村とともに悲願のG1初制覇達成なら、侍ジャパンにも負けない感動が晩秋の府中ターフに待っている。

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