【京王閣・開設記念】和田 感謝の記念制覇「前の2人のおかげです」

[ 2019年10月23日 05:30 ]

京王閣記念を優勝した和田健太郎
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 和田健太郎(87期)が昨年6月の函館記念以来、2回目の記念優勝を飾った。

 レースは平原―河村―郡司―萩原―山崎―根田―中村―和田―村上で周回。赤板で郡司―萩原が上昇、平原は2車を受けて3番手。郡司―萩原―平原―河村―山崎で後方警戒しながら踏みだすと打鐘から根田―中村―和田が一気に仕掛ける。村上が一瞬遅れて平原はすかさず千葉勢に切り替える。河村は平原に遅れる。

 最終Hで千葉勢が主導権を握ると4番手以降は平原―郡司―萩原で続く。平原が最終Bでまくると中村が最終2Cで平原をけん制。平原が外で踏ん張り直線勝負になるが、和田が中村と根田の間を直
線で伸びて優勝。中村が2着。

 和田は「前の2人のおかげです。根田君が全部レースをつくってくれた」と根田と中村に何度も感謝した。表彰式後は中村と根田をはじめ千葉勢に胴上げされて喜びをかみしめた。

 和田は直前の前橋寛仁親王牌で決勝戦に進出。一次予選で渡辺雄太に付けた走りから動きの良さが光っていた。また、今はラインの目標がないレースでは自力も出すなどタテの脚にも磨きがかかっている。

「(今回の記念優勝は)うれしいけど僕は一戦一戦に集中していきたい。(次の目標は)G1とかいうより、F1でもしっかり結果を出していきたい」。和田は記念優勝に浮かれることなく次の一戦(和歌山F1・11月8~10日)を冷静に見据えていた。

 【次回出走予定】和田健太郎は11月8~10日の和歌山F1、2着の中村浩士は同11~13日の佐世保F1、3着の平原康多は同7~10日の四日市G3。

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2019年10月23日のニュース