【天皇賞・秋】令和初の盾は波乱へランフォザローゼス 勝てば史上初1勝馬V

[ 2019年10月23日 05:30 ]

ランフォザローゼズ
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 硬軟両面のデータから勝ち馬をあぶり出す「G1プロファイリング」。第3回は今年で160回目を迎える伝統の一戦「天皇賞・秋」。今回は少し頭をひねり、レース開催日の「10月27日」に注目した。過去の10・27決戦を振り返れば波乱と快挙の連続。傾向から導き出されたのは大穴ランフォザローゼスだ。そして重要3項目を採点した「傾向分析」は、同じ10Fの大阪杯優勝馬2頭を指名した。

 10月27日に行われた「天皇賞・秋」は過去5回。まずは、その優勝馬の人気だが全て3番人気以下。1、2番人気が優勝を逃している。今年は最強牝馬アーモンドアイと3歳の6戦5勝馬サートゥルナーリアが上位人気を分け合いそうだが、何やら不穏な雲行きだ。

 85年は13番人気ギャロップダイナが皇帝シンボリルドルフを差し切る大金星。単勝8820円はレース史上で今も破られぬ最高配当。今は「菜七子の師匠」として知られる根本康広師が騎手として脂が乗っていた頃。日本中の競馬ファンがひっくり返る快挙だった。

 91年は“世紀の降着”。単勝1・9倍のメジロマックイーンが6馬身差で1位入線したが2角斜行で18着に降着。2位入線プレクラスニーが繰り上がりVというG1史上初の珍事となった。13年は前年に牝馬3冠を達成した1番人気ジェンティルドンナを当時2勝馬だったジャスタウェイが差し切った。そして注目は96年と02年。共に関東が誇る名門・藤沢和厩舎の3歳馬が金字塔を打ち立てた。

 96年バブルガムフェローは3歳馬として事実上初の盾制覇。戦前の1937年(昭12)に行われた前身の「第1回帝室御賞典」で3歳馬ハツピーマイトが優勝した記録があるものの当時は12月開催。戦後に「天皇賞」として整備されてからは初Vだった。02年シンボリクリスエスは外国産3歳として初V。共に3歳牡馬は菊花賞が王道だった当時の常識を打ち破っての快挙だった。3歳による盾制覇はこの2頭のみ。藤沢和厩舎の管理馬が10・27に成し遂げた快挙だ。

 今年の登録馬に目を移すと…、いたーっ、藤沢和厩舎の3歳馬!ランフォザローゼス!!

 ちなみに現役最多の天皇賞・秋6勝を誇る名トレーナーだが、9文字馬名の3歳牡馬で挑んだ際は前述の2頭で2戦2勝だ。ランフォザもバッチリ当てはまる。1勝馬で厳しいと感じるだろうが、10・27の勝ち馬を振り返ればジャスタウェイは2勝馬。ギャロップダイナに至っては重賞未勝利の条件馬だった。勝てば再び藤沢和厩舎3歳&史上初1勝馬による盾制覇。何かが起こる10・27。歴史は繰り返すのか。信じるか信じないかは、あなた次第です。 (特別取材班)

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