【天皇賞・秋】ベスト距離アルアイン2強斬り

[ 2019年10月23日 05:30 ]

坂路を駆け上がるアルアイン(撮影・亀井 直樹/スポーツニッポン社)
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 【G1ドキュメント・栗東=22日】未明まで降っていた雨は調教が始まる頃にはすっかり上がった。普段は美浦が拠点の新人・田井はダービー週以来2度目の栗東潜入中。雨がっぱの用意を怠ったため、お天道様に感謝しながら取材へ。絶好気配だったロジャーバローズに本命を打てず、対抗にとどめた前回の無念と反省を胸に天皇賞・秋の穴馬を必死に探した。

 登録馬一覧を眺めて最初に目が留まったのはアルアイン。2000メートルのG12勝の実績が光る。この日は坂路を4F60秒8~1F14秒1で軽快に駆け上がった。池江師は「だいぶ息ができてきた。うまく夏を越せたし体調は全く問題ない」と順調ぶりを伝える。「あえて最後がバタバタになるくらいハードに追い切った」という1週前追い切りでは坂路で4F52秒2の好時計。攻めた調教内容は好調の証だ。

 何といっても最強牝馬アーモンドアイ、3歳の怪物サートゥルナーリアなど役者がそろった今秋の天皇賞。“史上最強”ともささやかれるメンバーに指揮官も「お化けみたいな強い馬がいるからね」と苦笑いを浮かべる。ただ、「2000メートルはこの馬にとってベスト。直線が長い東京がどうかだが、ジョッキーと作戦をいろいろと相談して臨みたい。前走(宝塚記念4着)は馬場が向かなかったし、いい馬場でやりたい」と白旗を揚げるつもりは毛頭ない。2度のG1制覇はともに9番人気と下馬評は高くなかった。「2度あることは3度あるアイン」。先輩記者の寒いダジャレが、やけに耳に残った朝だった。

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