【シリウスS】ゴラッソ重賞初Vゴール!押し切ってハーツ産駒初の砂制覇

[ 2019年9月29日 05:30 ]

<シリウスS>ゴール前の接戦を制し、重賞初勝利するロードゴラッソ(左)(撮影・平嶋 理子)
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 土曜の阪神メイン「第23回シリウスS」は6番人気のロードゴラッソが早め先頭からしぶとく脚を伸ばして後続を振り切り、重賞初制覇を果たした。ハーツクライ産駒のJRAダート重賞Vは初めて。 レース結果

 前半はメイショウワザシとヤマカツライデンが激しく競り合う流れ。ロードゴラッソは大きく離れた5番手。「リラックスしていたし、ペースも保っていた」と藤岡佑。3角すぎから後続が殺到。それに合わせてゴラッソも前との差を詰めていく。4角で早め先頭に躍り出ると、持ち味の勝負根性を発揮。1着でゴール板を駆け抜けた。

 「手応えも良かったし、強気に出た。最後は苦しかったと思うけど、よく踏ん張ってくれました。どんどん良くなっているし、ダートを使いだしてから底を見せていない。まだ上を目指せる馬です」

 当初は交流重賞・白山大賞典を予定していたが、選出されずここへ。藤岡師は「賞金も加算できたので、今後は中京(チャンピオンズC)も視野に入れます。まだ良くなると思うし、これからが楽しみ」と大満足の表情だった。

 ◆ロードゴラッソ 父ハーツクライ 母サッカーマム(母の父キングマンボ)牡4歳 栗東・藤岡厩舎所属 馬主・㈱ロードホースクラブ 生産者・北海道新ひだか町ケイアイファーム 戦績14戦5勝 総獲得賞金1億14万8000円。

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2019年9月29日のニュース