【京王杯SC】ワールズエンド逃げ切りV 鮮やか津村 またテン乗りで“一発回答” 今年重賞5勝目

[ 2026年5月3日 05:10 ]

<東京11R・京王杯SC>逃げ切った制ワールズエンド(右)が重賞初V(撮影・村上 大輔)
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 「第71回京王杯スプリングC」が2日、東京競馬場で行われ、3番人気ワールズエンドが逃げ切りV。重賞初制覇を飾り、安田記念(6月7日、東京)の優先出走権を獲得した。鞍上の津村明秀(40)は今年の重賞5勝目。早くも年間重賞勝利数キャリアハイを更新した。

 絶好調男の勢いが止まらない。津村が相棒ワールズエンドと圧逃劇。中山金杯(カラマティアノス)、フェアリーS(ブラックチャリス)、共同通信杯(リアライズシリウス)、スプリングS(アウダーシア)に続き、今年の重賞5勝目を挙げた。

 “仕事人”の手腕が光った。好スタートからスッとハナを奪い、道中のペースを掌握。テンの3Fは34秒1。開幕2週目のきれいな馬場を考えれば、しっかり脚をためられる絶妙なラップだったといえよう。その効果もあって、4角での手応えは抜群。ラスト400メートルでようやく追い出し、残り200メートルではセーフティーリードを確保。最後は2着セフィロの追い上げを頭差しのいだ。

 今年の重賞5勝中4勝がテン乗り。またまた“一発回答”を決めた鞍上は「返し馬からうまくいって、ゲートの中でも落ち着いていた。スタートを出てからはトップスピード。外からうまくジワッと行けてペースも良かった。僕にとっては楽な流れになった」とレースを回顧。続けて「直線は外の馬の勢いが良かったけど、最後はひと踏ん張りしてくれた。スピードと負けん気の強さが武器ですね」とパートナーを称えた。

 24年のヴィクトリアMを14番人気テンハッピーローズで制し、21年目にして涙のG1初制覇を飾った苦労人。きょう天皇賞・春では伏兵マイネルカンパーナに騎乗。このいい流れなら、また大仕事をやってのけても不思議ではない。

 ワールズエンド 父ロードカナロア 母リラヴァティ(母の父ゼンノロブロイ) 21年2月14日生まれ 牡5歳 栗東・池添厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績10戦5勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億3971万3000円 馬名の由来は地の果て。スリランカの国立公園にある絶壁。母名より連想。

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