【新潟2歳S】ウーマンズ 無傷2連勝で重賞初V 魅せた驚異の末脚

[ 2019年8月26日 05:30 ]

<新潟2歳S>デビュー2連勝で重賞初制覇を飾ったウーマンズハート(撮影・郡司 修)
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 「第39回新潟2歳S」は25日行われ、ウーマンズハートが鮮やかに差し切り、無傷2連勝で重賞初制覇。

 切れる、切れる、切れる!ウーマンズハートが新潟の直線を疾風のごとく駆け抜けた。鞍上の藤岡康が「凄い脚があるのは分かっていたので、とにかくスムーズに行こうと思っていた」と信頼した末脚。本物だった。

 5F通過が61秒4のスロー。7番手で十分に力を温存できたのも大きかった。直線でゴーサインが出ると爆発的な加速。外から次々と先行勢をのみ込むと2着ペールエールも楽にかわした。上がり3Fはメンバー最速の32秒8。藤岡康は「4角の手応えの割に直線はフラフラしていたけど、その中でしっかり伸びてくれるのだから能力は高い」と驚きを交えて話した。

 新馬戦史上最速タイの上がり3F32秒0を計時した前走に続く切れ味。同じ西浦厩舎で管理され、短距離路線で活躍した叔父のサドンストーム(14年京阪杯2着など)、ティーハーフ(15年函館SS優勝)を彷彿(ほうふつ)させるスピード感だ。ただ、西浦師は前述2頭との違いを強調する。「種牡馬が違うからね。未知数なところはあるけど、来年の春までこの距離(1600メートル)が大丈夫なのかな」。これで史上10頭目のJRA全10場重賞制覇を果たしたハーツクライ産駒。スプリンターの枠に収まらない将来性が光る。

 今後については「調子が良すぎたら1戦挟むかもしれないけど、目標は阪神JF(12月8日、阪神)」と師。2戦連続で結果を残したマイルのG1に照準を合わせる。新潟2歳S勝利をステップに飛躍したのが、14年桜花賞馬のハープスター。名牝を思い出させる切れ味を武器に、世代の頂点獲りに歩みを進める。

 ◆ウーマンズハート 父ハーツクライ 母レディオブパーシャ(母の父シャマーダル)牝2歳 栗東・西浦厩舎所属 馬主・ゴドルフィン 生産者・北海道日高町ダーレー・ジャパン・ファーム戦績2戦2勝 総獲得賞金3856万7000円。

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