【レパードS】ハヤヤッコ抽選突破 白毛馬初のJRA重賞制覇見えた

[ 2019年8月2日 05:30 ]

<レパードS>調教を行うハヤヤッコ(撮影・西川祐介)
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 ディープインパクト追悼競走として行われる「第11回レパードS」の出走馬15頭が1日に確定。同馬のオーナーとして知られる金子真人ホールディングス所有のハヤヤッコも抽選を突破してゲートインする。白毛馬初のJRA重賞Vが現実味を帯びてきた。

 美浦で10分の8の抽選突破の一報を受けた国枝師は安どの表情を浮かべた。1週前に新潟入りしたハヤヤッコの最終追いを前日に見届けてきたばかり。「直前輸送でテンションが上がり過ぎないように現地滞在させたが、落ち着いている。オールダートの舞台も合う」。前走・青竜Sは芝スタートでダッシュがつかずに8着。レパードSに照準を合わせてきた。愛馬ディープインパクトを失い、「突然の訃報に涙が止まりません」とコメントした金子オーナーが祖母シラユキヒメから母マシュマロと3代続けて所有する牝系。白毛馬として交流重賞初Vを飾ったユキチャン(08年関東オークスなど)を伯母に持つ白の系譜だ。「鞍の上から見ていると、白毛というより(ブチが交じって)芦毛ですね。気分屋さんみたいですが、ダート向きの走りをする」と新コンビの田辺。ディープインパクト追悼競走はディープ馬主の白毛が手向けの走りを見せる構えだ。

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