大井4Rで5頭落馬　柏木が意識不明、丹内は頭部外傷

　大井競馬で4日、5頭が落馬する事故が起こった。4R・1600メートルの一般戦（14頭立て）の3角でサイレンスディガが内斜行、4番手の最内を走っていたコスモマギカの富沢が行き場を失いバランスを崩して落馬。これに後続のスティックセニョル（有年）、ギオンハイスーパー（藤本）、ププ（柏木）、ボンシュマン（丹内）がよけ切れず相次いで落馬した。

　柏木、丹内が救急搬送され、柏木は意識不明の状態、丹内は右肘および手関節部挫傷、頭部外傷と診断された。有年は自力で病院へ向かい左肋骨部挫傷、右股関節挫傷と診断された。3人は以後のレースを乗り代わり、藤本、富沢は軽傷で騎乗を続けた。競走中止となった5頭は異常なし。5日・東京ダービーのオーシャンブラックは柏木から西に乗り代わりとなった。